海外スーパーのたまごは、賞味期限が長すぎる
海外ライフハック情報 -part24-
「海外で卵を買ったら…賞味期限がめちゃくちゃ長いんですけど。」
海外生活を始めると、まず気になるのが「食の安全」。農薬なども気になるところですが、まずは新鮮なのかどうかです。
今日は、「卵の賞味期限」について書きたいと思います。
卵の賞味期限…ブラジルの場合
日本で卵を買うと、賞味期限は10日〜14日(2週間)程度といったところですよね。
さて海外ではどうでしょうか。これは、ブラジルのスーパーで買った卵に記されている賞味期限のラベルです。
ん…!?あきらかに長いですよね!
2015/06/22にパックされています。2015/07/17までの賞味期限です。約一ヶ月です。しかも、常温の場所に置いてあるスーパーも多いです。「果たしてこれは大丈夫なのか…」と心配になります。
卵の賞味期限は本当はどのくらいなのか
日本養鶏協会によると、生食できる期間は以下のように定められているようです。
夏 (平均28℃前後) 採卵後16日以内
春・秋 (平均23℃前後) 採卵後25日以内
冬 (平均10℃前後) 採卵後57日以内
冬の57日には驚きですね!
ここでひとつ気が付いたことがあります。日本で卵に表示されている期限とは、「生食できる期間」のこと。海外では、日本のように卵を生で食べることが少ないのです。卵を生で飲み込む動画やブログはたくさんありましたが…。(笑)アメリカでは、卵を生で食べることを禁止している州もあるほどです。
日本の卵は生食されることも前提として期限がつけられ、きちんと洗浄もされているんですね。
海外のスーパーで、どんな卵を選ぶか
さて、卵の期限についてなんとなくわかったところで、どんな卵を選んだらよいかです。
知らない場合は、その国や地域にいる知っている日本人の方に聞くのが一番ですが、経験上は安いものは買わない!に限ります。高いものを買えというわけではありませんが、「ウソでしょ?!」というくらい激安のものから、それなりに高いものまでいろいろあります。ただ、安いものを買っても、味・鮮度・品質ともに良くないことが多いので、お得感はありません。
期限をみて一番新しいものを買うのは一般的ですが、 ひび割れがないか(注意しないと結構あります)もよくチェックしてください。
卵の鮮度チェックする方法
塩分濃度10パーセント程度の水に浮かべてみてください。浮いてしまう場合は、古いので食べないようにしましょう。尖ったほうが下になり、立った状態で沈んでいれば大丈夫だそうです。
中に傷んだ卵がまぎれている可能性もあるので、卵を使うときは1つずつ容器に割って形や臭いをみてから使ったほうが安全です。古い卵は変な臭いがしたり、色が変色していたり、黄身にハリがなかったり、いつもとは違うのでよく見れば分かります。危なそうなときは、もったいないと思わずに食べないほうがよいです。
あと、やはり生で食べるのは危険です。そもそも生食を前提としていないというのもあると思いますが、卵の表面をみても日本の卵ほどきれいに洗浄されていないです。
食べ物は体の中に入るものなので、よく注意して摂るようにしてくださいね!